用事があって街に出た。本来?、何が本来なのかはわからないが、本来なら、街にはファッションや雑貨がたくさんあるので、それに興味を持ち、ちょっと見て帰ろう、1着くらい買って帰ろうなんて思うかもしれませんが、まったくそのようなことはなく、用事を済ませ帰りました。滞在時間約48分。


強いて言うなら、古本屋に行きたいくらいですが、今の自分はどうも買い物に不安を覚えてしまって、最低限でしかしておりません。


ファッションは、色の組み合わせが良くないとか、特に変な格好でなければ、シンプルなものでいいかなと思いますし、雑貨も特に欲しいものはないし、と言う具合です。自分にもし恋人ができて、一緒に出かけようなんてなったら、果たして楽しく感じるでしょうか。


また、自分は会食にも不安があります。その上、遊園地や祭りがそんなに好きではないという事実もある。それは、本来楽しいはずのことが用意されているはずなのに、自分があまり楽しめないという虚しさが感じられるからです。自分がおかしい。


人と一緒でも楽しく過ごせないかもしれないという不安。だから、人間として自分はどうなんだと思ったりします。


が、別に自分は人間と呼ばれなくたっていいし、もし、自分が「良いところもあるけど、人間らしくない」なんて言われたとしても、なんとも思いません。むしろ経験上、人間であることはより不幸なことだと思う。そして、この地球上の動物生物でもっとも不幸な存在、それは人間だと自分は思う。


人間には欲が発出し、希望も求め生きる。でも、なかなか実現できない。そのうちの少ししか実現しないと感じられて仕方がない。そうして、希望を抱いて頑張っても、それほど報われない日々がずっと続いてゆくのかもしれない。そうやって、人間関係を頑張っても自分が孤独感を抱える日々があった。